中高層の建物とは、３階建て以上の建物を指すのが一般的で、中高層の集合住宅等の敷地用地に適しているマンション適地は、広大地に該当しないとなっています。

評価対象地の付近に３階建て以上の建物が建っていると、広大地の評価の適用ができないと思われがちです。

マンション適地かの判断は、最有効使用の考え方に基づき、評価対象地が住宅街地域にある場合は、収益性の面からだけではなく、居住環境の利便性、安全、快適性等も考慮されるので、付近に共同住宅が建っていても、マンション適地とは判断されない場合もあります。

上記の面も含みつつ、容積率が300%以上でなければ、広大地の評価の適用を受けられる可能性はあります。